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ソリューション提供を通じて、新しい価値を生み出すーアライヴ社員 西村インタビュー

2025年09月02日
ソリューション提供を通じて、新しい価値を生み出すーアライヴ社員 西村インタビュー

株式会社アライヴは、「ITソリューション」「ITインフラ運用・サポート」「システム開発」の3つのサービスを柱に、IT人材に特化したソリューションを提供してきました。

今回は、アライヴにて官公庁・自治体の実証実験・公共支援に携わってきた西村に、アライヴでの自己成長や組織を通じた社会貢献について、話を伺いました。

(聞き手:アライヴ広報 荒川)

お客様にとっての「最後の砦」としての責任

ー最初に、西村さんの経歴からお伺いしてもよろしいでしょうか?

社会人のキャリアは、プログラム開発を行うIT企業からスタートしました。就活時は文系職を受けており、内定もいただいていたのですが、ITに携わりたいという思いが芽生え、就活ギリギリのタイミングで方向転換したんです。

開発部門に配属され、昼夜問わず働き、実務スキルを身につけました。大変な日々でしたが、自身の強みであるコミュニケーション能力や忍耐力もかなり鍛えられたと思います。

3〜4年開発に携わった後、大手通信事業会社への派遣プロジェクトのメンバーに選ばれました。その派遣先で法人SE(=システムエンジニア)部門の立ち上げに携わり、元の会社から出向してSEとなりました。SEとして約2年勤務した後、アライヴに入社しました。

 

ーアライヴへ入社を決められた背景はどのようなところにあったのでしょうか?

当時のアライヴの代表や役員がIoTソリューションの提案を行っていた部隊に所属しており、SEとして一緒に案件に携わっていたことがきっかけでした。社員としてお誘いいただき、その中で「会社を大きくしたい」という熱い想いを聞き、その面白さに引かれて転職を決意しました。2003年の出来事なので、もう20年以上アライヴに勤めていることになりますね。

 

ーこれまでの経験をどのように活かせると感じていましたか?

スキルはもちろんですが、スタンスの面が強いかもしれません。アライヴへ入社以来、常に言われていたのが「私たちはプロである」ということです。お客様から受けるさまざまな依頼や課題に対して、ソリューションを提供し新しいものを生み出すことが私たちの価値です。私たちが「分かりません」「無理です」と言ってしまうと、お客様は「最後の砦」を失ってしまうことになります。どんな課題に対しても、常に解決策を導き出すために調査し、試行錯誤しながら取り組んできましたし、そのスタンスは今も変わりません。

こうした粘り強い部分はこれまでの経験も活きている部分かなと思っています。

 

プロジェクトを通じて日本社会の成長に貢献

ー現在の業務内容について教えてください。

現在は、自治体との公共案件において、ロボット、カメラ、センサーを活用したソリューション開発プロジェクトに携わっており、フロントSEとして要件定義からベンダー選定、進捗管理までを担っています。先進技術を取り入れ、国を豊かにするというミッションのもと、10数年にわたり、国のプロジェクト、特に研究開発案件に携わってきました。

 

ー国家プロジェクト案件での経験が長いとのことですが、どのような体制で進めているのでしょうか?

例えば私が携わってきた公共案件では、30〜40人のチームで取り組んでおり、その中で私はプロジェクトリーダーのような立場で、開発の要件定義や運用、さらには経理や予算管理まで幅広く担当しています。税金を使用しているので、無駄遣いを避けるために、お金の使い方を厳密に管理する必要がありますし、また、ルールも厳密に決められているものがある中で、遵守しながらいかに良いものを作っていくかが重要です。徹底したリスク管理のもとに進めていく必要があるため、プロジェクト内での意見の衝突もありますが、同じゴールに向かって一生懸命進めているからこそ起こることだなと実感しています。

 

ー仕事のやりがいはどういったところに感じられていますか?

主に国家プロジェクトや公共案件に携わっていますが、日本に住んで税金を納めている中で、その税金の一部を使って世の中のためになるものを考え提案できることは、いち国民として大きな喜びを感じています。関わった具体的なプロジェクトは口外できないのですが、日常生活で目にするものもあり、現在の日本社会に貢献できているという実感がありますし、非常にやりがいを感じています。

 

ーお客様へのご提案で意識している点はありますか?

システム導入後も5年、10年と長く使ってもらいたいという思いが強いので、最初の提案段階から運用や保守、メンテナンスを考慮した提案を心がけていますね。お客様が漠然とした要望しか持っていない場合でも、運用や保守の具体的なイメージを伝え、信頼関係を築きながらプロジェクトを確実に着地させることを重視しています。

 

会社・組織の拡大に向けて

ーここからはアライヴについてお伺いしていきたいと思います。西村さんが考えるアライヴの強みや魅力とはどのようなところにありますでしょうか?

創業初期は派遣先と共に成長してきたメンバーが多く、中期には先進技術を担う中堅メンバーを確保できました。現在では、親会社であるギークスとの連携を通じて外部人材を迎え入れ、再び事業拡大を目指せる点が魅力だと思います。アライヴの社員は皆プロ意識が高く、派遣先で円滑なコミュニケーションを築き、各部門と連携してプロジェクトを推進する能力が高いのも強みだと考えています。

 

ー「プロ意識」というお話が出ましたが、西村さんが大切にしているスタンスについて教えてください。

仕事に取り組む上で「気になることは必ず聞く」という姿勢と、会議では積極的に発言し、自身の存在価値を発揮するよう心がけています。基本的なことではありますが、ずっと大切にしているスタンスです。

また、私の担当する案件が通常のフローでは対応できない特殊なものも多いため、誰も答えを知らない状況でもパズルを整理するように道筋を作り、皆で議論しながらソリューション提供の質を磨き上げていくことを重視しています。

 

ーアライヴの一員として働く上で大切にしていることはありますか?

会社に迷惑をかけないことですかね。特に情報漏洩や端末の紛失には細心の注意を払っています。機密性の高いプロジェクトを経験する中で、メールの誤送信で懲戒処分となる事例も目にしてきましたし、これらの点にはかなり厳しく意識しています。

また、アライヴのメンバーはお客様からの評価を軸に働くので、各メンバーが適正な場所で活躍できるよう、サポートすることを心がけています。メンバーには、アライヴという会社への愛情を保ち、自身がどのように貢献できるかを考えてほしいと思っています。私は開発部隊を立ち上げた経験もあるので、今後は営業部隊や企画部門など、異なる分野にも挑戦し、組織拡大に貢献していきたいですね。

ー最後に、アライヴへの入社を検討されている方にメッセージをお願いします!

現在、派遣先ではさまざまな業種や部門でアライヴの人材が活躍しており、幅広いキャリアを積む機会があります。20年以上の勤務経験を持つベテラン社員も多く在籍しているため、個人の適性や挑戦したい分野に応じて最適な場所を提案できる場が必ずあります。

特に通信業界で働きたい方は、ぜひアライヴを選んでほしいなと思います。お待ちしております!

 

ーありがとうございました!

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